TRY
Explorersらじお on TEXT |
#01. つながって、“公開相談”してみたら、
何かが動き出した!の会
Guest
UACJ 中澤 雄太
Radio Personality
UACJ 黒崎 友仁
UACJグループ社員がともに学び、実践するための社内コミュニティ「UACJ Explorersエクスプローラーズ」。一歩踏み出したい人、社内ベンチャーに挑戦したい人、またはつながりがほしい人など、さまざまな目的で社員が集っています。そんなUACJ Explorersが社内向けに昼休みに配信しているラジオ「Explorersらじお」を、ぐるっとサステナ特別バージョンでお届け!今回のトークテーマは「学びと変化」です。
はじめまして、
UACJ Explorersです!
〜🎵オープニング
黒崎
みなさん、こんにちは!「Explorersらじお」へようこそ。この放送では、社員コミュニティ UACJ Explorersに関する情報を発信しています。
いつもは毎週火曜のお昼休みに社内で配信しているんですけど、本日は特別編ということで、本場のラジオ収録スタジオからお届けしていまして、私は人生で初めてプロ用のマイクとヘッドホンをつけながら喋っているという状況です(笑)。
中澤
(笑)。
黒崎
今日のテーマは「学びと変化」。名古屋製造所の中澤さんをゲストにお送りしていこうと思います。
中澤
よろしくお願いします。
黒崎
まずは、簡単に自己紹介から。パーソナリティの黒崎友仁です。UACJのマーケティング・技術本部に勤めています。ボトムアップの社員活動を推進中でして、そのひとつとしてUACJ Explorersの運営活動もしています。
『UACJ Explorers』とは?
2024年に立ち上がった社内コミュニティ。さまざまな立場のUACJグループ社員がともに学び、実践するプログラムを企画。現在100名近い社員が参加しており、勉強会や交流会、外部イベント・研修参加など部門横断で幅広いテーマを実施している。
中澤
中澤雄太と申します。所属は名古屋製造所の工程管理室、兼務でDX推進室にも所属しています。
黒崎
兼務というと?
中澤
もともとは現場のオペレーターとして入社しまして、その後工程管理室に異動。前職の経験を活かして、DXまわりの業務もやるようになって、今は名古屋製造所だけじゃなくUACJ全体のDX化の相談役を務めさせてもらってます。
黒崎
中澤さんもUACJ Explorersのメンバーですけど、参加当初コミュニティ活動を通して、新しいことを自分の中で実現・挑戦したかったんですよね?
中澤
ええ。自己の成長のために、外に出て、人と話して、自分を変えたいと思ったんです。自分が変われば、周りも組織も変わる、最終的には会社も変えられると思ってます。
黒崎
めちゃめちゃポジティブでいいですね!
“勉強”じゃなく“相談”、
DX相談会を初開催
黒崎
今日ご紹介したいのは、4月7日に開催されたイベント「DX相談会」です。
中澤
僕も講師として参加しました。
黒崎
これまでUACJ Explorersではいろんな活動をしてきたのですが、やっぱり業務に役立ちそうな企画のリアクションが良いので、DXという全社共通の課題を、プロである中澤さんと一緒に企画できたらなと思いまして。
中澤
お声がけ、ありがとうございます。
黒崎
社員同士がつながって新しいことに挑戦していこうというのがUACJ Explorersのコンセプトなので、講師一人で話す「お勉強」スタイルではなく、社員同士で相談し合うような「相談会」スタイルにしたんですよね。
中澤
そう、勉強ってどうしても一方的になっちゃいますからね。
黒崎
だから当日は他部門の方にも登壇してもらって、実際に困っていることを公開相談するという形式で。やってみてどうでしたか?
中澤
オンライン開催でしたが、多くの方が参加してくださって率直にすごく嬉しかったです。
相談会では2名の社員がそれぞれ中澤さんへDXに関する業務上の困りごとを公開相談。参加者はその様子を見ながら、自分の業務に役立ちそうな事例を学ぶとともに、DX化のための知識、手段、相談相手のヒントを探ることができる。
黒崎
これまでと比べても高い参加率だったので、運営側としても手応えを感じましたね。ちなみに、後日実際に相談などはありましたか?
中澤
合計で3件お声がけがありました。
黒崎
おお、それはすごい!
中澤
2件はすでに進捗していて、もう1件は相談待ちです。
黒崎
DX活動は進みそうですか?
中澤
現在、部署内検討中の業務は、これまで人の手で1時間くらいかかっていた作業を5分に短縮できる見込みがあるので、実現すればかなり効果がありそうです。
黒崎
これからさらに相談が増えていくかもしれないですよね。楽しみです!
行き詰まったら
まずは棚卸しから
黒崎
ここからは一般的な社会人の「学び」についても話してみたいと思っています。
中澤
いいですね。
黒崎
よく、社会人になると学ばなくなる、本を読む時間がなくなるという声を聞きますよね。最近ではルーティーン業務にキャリアの不安を感じて、コンサルティング業界やスタートアップを目指す学生や転職希望者の方も増えてきてます。そういう働く人が抱える課題や不安について、中澤さんどう思いますか?
中澤
個人的にも似た経験がありますね。私も、もともとIT中小企業からの転職なのですが、システムエンジニアとしてキャリアを築いて、希望通り転職して…と夢を叶えてしまったら、急にモチベーションがなくなってしまって。
黒崎
へえ、意外です。モチベーションはずっと維持をされてきたんだと思っていました。
中澤
実は、そういうわけでもないんですよ。
黒崎
その時はどうしたんですか?
中澤
勉強するにしても、何が足りないのかがまずわからない状態で、とりあえず周囲に聞きまくりました(笑)。そしたら、自分にしかできないもの、自分に足りないもの、そして他の人の力を借りないとできないものが見えてきて。
黒崎
棚卸しってことですね。
中澤
それを明確にした上で勉強を開始してみたら、次第に周りも認めてくれて、 これは中澤に聞いてみようという人が出てきて。もっと勉強したいなと思えるようになったんです。
黒崎
成功事例がひとつできたことによって、やる気にもドライブがかかったんですね。
中澤
それまで疲れたから寝るとか、休みの日はとりあえず何もしないで過ごしていたのが、そこから図書室に行ったり、YouTubeを見て勉強するようになったり、モチベーションに大きな変化がありましたね。
大事なのは
「80点でいい」
と思えるマインド
黒崎
さっきの学びの話もそうですが、中澤さんを見ていると自家発電型でガンガン進んでいけるタイプの方だなって思うんです。
中澤
ありがとうございます。
黒崎
でも実際は、そういう方って1%もいなくて。むしろ多くの方は自家発電している方に乗っかって一緒にやっていくのが得意だと思うんです。
中澤
なるほど。
黒崎
たとえば、僕はガソリンを提供しますとか、アシストします、メンテナンスしますとか、それぞれ得意なことがある。それもすごく尊いことだなと。
中澤
おっしゃる通り、それぞれに得意分野やエンジンのかかり方は違うはずですね。
黒崎
そういう自家発電型の方とそうではない方とも、うまくつながりながら学べると、より組織として強くなるのかなと僕は思っているんですけど。
中澤
たしかに、自分に課された業務だけをやっていると、どうしても物の見方が凝り固まってしまいますよね。自分の目の前にあるデータが、さも自動で生まれているように見えてしまったり、自動化された業務を当たり前と思ってしまったり。だけど実際は何人もの人が工数や手間をかけていたりします。
黒崎
見落としがちですよね。
中澤
それだと新たなことに取り組むときに「100点取れないと意味がない」と思ってしまう。「80点でいいじゃないか」というマインドであれば、もっと仕事がおもしろくなると私は思うんです。
黒崎
そういう視点もありますね。初めから完璧を目指さなくても良い、と。
中澤
自分が当たり前にやっている業務も、知らない人が見たら無駄やおかしなところもある。それを指摘されて気付けると、どんどん個人としても成長していけると思います。
つながってみれば
流れが変わる!
中澤
中小企業にいた頃から、変わらない会社は淘汰されるというのを何度も見てきました。大企業でも個人レベルで新しいことに挑戦し続ける、変化を続ける必要はあるんじゃないのかなって。
黒崎
変化するために、学びはやっぱり大事。でもいざ始めようと思ってもなかなか難しかったりしますよね。
中澤
まずは、いろんな視点の人とつながってみるのがいいかもしれないです。
黒崎
つながることで、何かが始まりますからね。
中澤
UACJ Explorersの活動はまさにですよね。部署や年齢の壁を取っ払って、つながりのなかで、交流や学び、挑戦をしていこうという。これはUACJ にも共通するところで、強みでもあると私は思っています。
黒崎
そうですね。会社として勉強会の参加を業務として認めていたり、新規事業に社員がチャレンジするのを応援したり。ここ数年の会社の変化はどんどん加速してきていると思います。
中澤
いい流れですよね。
黒崎
挑戦できる機会をUACJ Explorersでも提供していますので、社内掲示板とかで見かけたら活用していただけると、みなさんの良い機会になると思います。
中澤
いいですね。社内へ向けてUACJ Exploreresの宣伝に力が入っていて、とても素晴らしいんじゃないかと思います(笑)。
黒崎
すみません、つい宣伝が(笑)。でももし、今日の話から興味を持った方がいたら、気軽に私たちまでご連絡ください。
中澤
ぜひぜひ。
黒崎
中澤さん、今日はありがとうございました。
中澤
ありがとうございました。
黒崎
みなさん、また次回の放送でお会いしましょう〜。
音声はこちらから
AFTER RADIO
UACJ 中澤 雄太
人生初の“スタジオ収録”が体験できたことが、とても印象的でした。終始楽しく会話ができたのは、皆さまのおかげだと思っています。今まで社内報で活躍している方の記事を見て、内心ものすごく羨ましくて、いつか取材を受けてみたい、それくらい会社に貢献したいと思っていました。こういった機会を与えていただけたので、大げさに言うと、自分はこの瞬間のために、今まで頑張ってきたのだなとさえ思えました。また一つ夢が叶ったので、違う夢を描いている最中なのですが、UACJで実現できると信じて、これからも挑戦し続けようと思います。
Profile
伸ばされたり、焼かれたり、切断されたりするアルミコイルを見て、お金に“替わる”とは、常に“変わる”を受け入れることだと気付きました。これからも、アルミのように柔軟に変化できる人材でいたいと思います。
UACJ 黒崎 友仁
今回のラジオ収録を通して、確実に社内の風土が変わってきていると感じました。中澤さんの個性や行動力によるところはもちろんですが、周囲の関係社員の方のマインドセットや行動様式も、DXのような変化に対して前向きな要素が増えてきているのではないかと思います。一方で、共通の課題を抱えていたり、類似の活動を推進している方が社内で散在していたり、連携して「知」を共有する余地はまだまだあるなとも感じました。社内外の事業や挑戦を“繋ぐ”ことでWell WAVEの一助となれれば幸いです。
Profile
マーケティング部で社員起点の活動を軸にさまざまな施策に取り組み中。孫の世代に、「いい会社を残してくれてありがとう」と思われる会社になることを勝手に目指しています。
※こちらに掲載している情報は取材当時のものです
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